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日野自動車/2015年までにCO2排出量を半減する車両を開発

2008年10月30日/CSR

日野自動車が10月27日に発表した「CSRレポート2008」によると、「2015年までにCO2排出量を半減する車両を開発する」という同社専務の井上俊紀氏のコメントを掲載している。

井上専務は「トラック・バスの世界総台数は2050年までに少なくとも現在の4倍に増加するとの予測があり、北海道洞爺湖サミットで共有された目標を達成するには、2050年までにトラック・バスは一台あたりのCO2排出量を少なくとも現在の8分の1にしなければならない」と話し、2015年を一つの目標年としてCO2の排出量の半減を目指す車両開発プロジェクトを開始したことを取り上げた。

一方、中国でのトラック輸送需要に応えるため、広州汽車集団と合弁会社を設立し、2009年の操業開始を目指して新工場の建設を進めていることを紹介した。新工場では、車両用部品の8割を現地調達し、現地サプライヤーからの高品質で安定した調達が、車両製造のかぎを握っている。

また、ロシアでは2008年7月末に、インドでは同年8月に同社製品の販売を行う現地法人を設立したことも取り上げている。両国では、好調な経済に支えられて個人消費の伸びから、日用品や食料などの物流も増えており、特に冷凍輸送などの物流で高性能な車両へのニーズが高まっている。これらの顧客に向けて、今後、優れた車両を導入していく。

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