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GXS/日本市場での戦略を強化

2008年11月06日/IT・機器

GXSは11月5日、日本市場での戦略を強化すると発表した。ヤンマーがGXSのグローバル物流可視化ソリューションを採用したことなどを明らかにし、日本でのB2B SCM市場をリードしていく考えを示した。

GXSは、オンデマンドSCM、B2Bのプロバイダーであり、米フォーチュン誌のフォーチュン500社内のうち70%にあたる企業が世界各国でGXS Trading Gridを採用し、サプライチェーン・ネットワークの拡張や倉庫受領プロセスの自動化、電子決済管理、サプライチェーンの可視化を行っている。

<ジョセフ・キング氏/米GXS、グローバル・セールス担当上級副社長>
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会見では、来日した米GXS,Inc.グローバル・セールス担当上級副社長のジョセフ・キング氏が「ワールドワイドでは3万社、日本では1500社の顧客がある。グローバル・ネットワークを強みとしており、全世界の取引先との連携支援や、B2Bアウトソーシングなどのサービスを通じ、サプライチェーンの活用とビジネスのためのインテグレーションを支援している。今後は、日本での経営資源を強化し、各種ソリューションを展開して、日本でのこれからの戦略を実行していきたい」と話した。

一方、GXS社長の田中良幸氏は「B2B SCMの発展に向けては、日本企業のグローバル対応を強力にサポートし、SaaSモデルによるビジネスインテグレーションの発展では、企業の費用削減を実現し、サプライ・チェーンの効率化に貢献したい」と述べ、日本航空(JAL)や日立などの顧客を抱えてることを明らかにした。

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