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福山通運/当期利益が2.7倍の22億円

2008年11月06日/決算

福山通運が11月5日に発表した2009年3月期中間期決算によると、売上高は1244億7300万円(前期比0.5%増)、営業利益37億2500万円(91.6%増)、経常利益37億3300万円(59.0%増)、当期利益22億3100万円(177.5%増)と売上高は微増だが増収増益を確保した。

中間期は、輸送の効率化や業務の見直し効果、減損損失の一巡で増益となった。事業別の動向では、運送事業で新規顧客開拓と輸送リードタイムの短縮、荷物の小口化の進捗に対処する業務見直しを並行して進めた。また、8月からは関東・九州間でスターフライヤーの航空貨物取扱いを開始。翌日配達網エリアを拡大した。これらの貢献で、運送事業売上高は1134億200万円、営業利益は31億5000万円となった。

流通加工事業では、成田国際センター・福岡流通センターの2拠点で大型ロジスティクス事業を開始、国際一貫輸送を通して国内配送部門の拡大を図った。流通加工事業の売上高は60億500万円、営業利益は5億7500万円となりました。その他の事業の施設賃貸事業は、施設の拡充や効率的運用を図り、商品販売事業でも、販売商品の多様化に努めた。

通期は厳しい事業環境を見通しているものの、決算予測に変更はない。予測売上高は2490億円(1.9%減)、営業利益60億円(3.0%増)、経常利益60億円(9.1%減)、当期利益33億円(32.2%減)と増収減益を予測している。

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