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川崎近海汽船/内航部門の増加で当期利益70%増

2008年11月07日/セミナー

川崎近海汽船が11月6日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は268億600万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は33億1400万円(48.1%増)、経常利益は32億4300万円(57.9%増)、当期利益は20億600万円(69.9%増)と増収増益となった。

事業別の状況をみると、近海不定期船部門では、石炭などの原材料輸送需要は増加し、不定期船マーケットは前年を上回った。

日本向け石炭・ドロマイトなどでは、ばら積み輸送で安定収益を確保するとともに、往航の香港・海峡地域向けとタイ向け鋼材は、中国を中心としたアジア地域への輸出増加を背景に輸送量を伸ばすことができた。

また、復航ではマレーシアからの合板輸送は国内住宅関連の不振で伸び悩んだが、石膏・砂糖などのバルク貨物輸送に取り組んだ結果、輸送量を伸ばすことができ、近海部門全体の売上高は121億9100万円(24.5%増)。

内航不定期船部門は、堅調に推移し、日立/北九州航路では新規貨物の開拓を図り、北海道との接続貨物を含め輸送量は増加し、内航部門全体の売上高は100億7900万円(42.1%増)。

なお、通期の見通しでは、売上高は515億円、営業利益は52億円、経常利益は50億円、当期利益は30億円となる見込み。

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