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三井倉庫/物件取得と株式評価損で減益、当期利益8.5%減

2008年11月07日/決算

三井倉庫が11月6日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は520億700万円(前期比0.4%増)、営業利益32億7100万円(7.8%増)、経常利益27億7400万円(1.6%減)、当期利益11億6500万円(8.5%減)と増収減益となった。

第2四半期は、物流事業で8月に厚木の新倉庫が稼動を開始。書類保管など高収益貨物の取扱が伸張した。不動産事業では、5月に三郷ロジスティックセンターが稼動したほか、7月に取得した賃貸用オフィスビル3棟が収益に寄与した。経常利益は有利子負債の増加で支払利息の増加し、新規施設の不動産取得税などの営業外費用も増加。当期利益は、投資有価証券売却益2億1100万円が計上されたものの、投資有価証券評価損6億8700万円も合わせて計上したため結果的に減益となった。

通期決算は事業環境の悪化を予想しているものの、物流、不動産両部門とも堅調に推移すると見込み業績予測は修正していない。通期売上高は1060億円(1.6%増)、営業利益73億円(9.6%増)、経常利益59億円(0.4%増)、当期利益33億円(84.6%増)と当期利益を除きほぼ横ばいで推移する見通し。

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