川崎近海汽船は3月1日、自社で運航する「シルバークィーン」と「フェリーはちのへ」の2隻の乗組員にノロウィルスによる食中毒が発生し、八戸保健所の検査により26日までに22名の感染が確認されたと発表した。
このため、フェリーはちのへのレストランは23日から営業を自粛。三八地域県民局の指示により2月26日より3月2日まで営業を停止する。
同社は体調不良を訴えた乗組員を交代し、シルバークィーン、フェリーはちのへの客室、乗組員区画を航海の度に消毒し衛生管理を徹底している。食中毒の原因は、22日に乗組員用に調理された食事と見られているが、これまで乗船客から体調不良の申し出はない。