日本通運は11月10日、中国の上海浦東空港発成田空港向けの航空会社コンテナインタクトサービス、「クオリティープラス上海」を10月より提供を開始したと発表した。
同サービスは、上海浦東空港地区内の貨物代理店用エリアで、日本通運の現地法人、天宇客貨服務有限公司が積み付けた航空会社コンテナを航空機へ搭載。成田空港に到着後は航空会社コンテナを成田保税倉庫で取り卸すもの。
同サービスでは、貨物のハンドリング回数を従来のサービスより25%削減できる。また、全工程を自社スタッフが行うことで、輸送の高品質化を実現したという。今回、日本での輸入手続の運用が改定されたこと、天宇客貨服務有限公司から航空会社コンテナの貨物搭載情報を入手することで航空会社コンテナの引き込みが可能となった。今後は成田のほか、関西国際空港など他空港でもサービス提供を予定している。