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オーストリア航空/IBSの次世代型の航空貨物管理システム「iCargo」導入

2008年11月17日/IT・機器

アイビーエス・ソフトウェアは、オーストリア航空が次世代型の航空貨物管理システム「iCargo」の導入を決めたと発表した。日本では、日本貨物航空(NCA)や全日本空輸(ANA)、東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)が「iCargo」の導入を決めており、このうち日本貨物航空では2008年4月7日から同システムを稼働している。

「iCargo」は、オペレーション機能を最適化し、効率化を高め、コスト削減に寄与する。増大していく貨物量や事業規模に対応できる管理機能を提供するソリューションとなっている。

具体的には、サプライチェーンのすべてのステークホルダーとシームレスなメッセージ連携を可能にし、エクスプレスサービス(DoorToDoor)やPieceLevelTrackingなどの高度な貨物運送サービスを実現する。

将来のビジネス要件をはじめ、新しい機能やプロセスにも対応ができるほか、税関制度変更や制度変更に対しても迅速に対応することができる。このため、作業の効率化や作業時間の短縮、コスト削減を図ることができる。

一方、iCargoの標準機能を最大限に活用し、パッケージのカスタマイズ(標準機能の改変・追加開発)を最小限にすることができる。

今後、日本に拠点を置くアイビーエス日本支社(東京都港区)は、海運業者やトラック業者、メーカー、フォワーダー業者を含めた物流業界へのシステムサービス(オフショア開発)を軸に営業展開を図っていく。

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