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ANA/国際貨物の基幹システムを刷新

2007年11月21日/3PL・物流企業

全日本空輸(株)(ANA)は11月20日、国際貨物の基幹システムの刷新を発表した。新システムは、日本IBMが全体統括し、IBS Software Services社の次世代貨物マネジメントシステム「iCargo」を基本パッケージとして採用、6月からシステム仕様の検討に着手してきた。11月21日から具体的な開発に入り、2008年度から2009年度にかけて順次稼働させる。

「iCargo」は最も新しい国際航空貨物システムで、航空貨物業務を全てカバーする機能を保有し、最新のテクノロジーを採用していることで、物流業界の多種多様なニーズに迅速、柔軟に対応することができるとされているパッケージソフト。

ANAでは国内旅客事業、国際旅客事業に続き、貨物事業を成長戦略における三本柱と位置づけており、戦略を実現するため、システムの刷新に際して収入最大化、業務効率化、新規事業基盤の対応など貨物事業を全面的に支援する戦略ツールも加え、オペレーションシステムから戦略的要素を取り入れたシステムへと変革する。

これまでのシステムと比較し、環境や新規事業への対応といった即時性が求められる機能も、柔軟、迅速に対応が可能となるシステム構造を構築するとしている。

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