西友は12月3日、徹底した低価格路線の加速をさらに明確に打出すため「地域でいちばん安いお店をめざします」を宣言した。
このため、12月4日から、「他社チラシ価格照合」制度を全店で導入し、他社のチラシ掲載価格が西友の店頭価格より安い場合には、当該チラシの価格に値段を合わせて販売する。
この値下げ原資の確保は、全社的なコスト削減を行い、店舗と本部組織の簡素化、チラシ配布回数の削減、物流プロセスの合理化、商品の自動補充の拡大などを通じて、売上高に占める経費(販売費と一般管理費)の比率は、前年度に比べて2%近く減少している。
また、ウォルマートのサステナビリティ目標に沿って、店舗と物流段階での省エネルギー、容器包装の削減などを進めており、これらを含めた総合的なコスト低減努力を継続していく。