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アイログ/輸送ネットワーク計画ソリューション開発

2008年12月15日/IT・機器

アイログは12月12日、流通・小売業や運輸・物流業向けの新輸送ネットワーク計画ソリューション、「アイログ・トランスポーテーション・アナリスト2.0」を発表した。プロダクト・フロー・オプティマイザー7.0などに続く製品で、同社のサプライチェーン・アプリケーションの第4弾となるもの。2009年には5社からの受注を見込む。

トランスポーテーション・アナリスト2.0は、多数の異なる輸送ネットワーク戦略を分析でき、最適な製品配送と輸送資産の有効活用プランを算出する。また、有効な輸送ネットワーク戦略を複数の要因から分析でき、ネットワークをシミュレートできる点も特長の一つ。このため、顧客が保有する輸送資産を最大限に活用できるようになり、輸送コスト削減と顧客サービスの向上が期待できる。

トランスポーテーション・アナリスト2.0は、輸送時のCO2排出レベルも分析できるため、グリーン物流の推進にも役立つという。

トランスポーテーション・アナリスト2.0は小売業、3PL分野などでサプライチェーン分析を行うアナリストなどが対象。現実の輸送環境をモデル化する場合、複数の車輌容量の測定法、集配時間枠、倉庫別配送可能日などの詳細データを分析要因などとして取り込み、使用できる。また、データ使用は物流戦略の検討に必要十分な詳細データに限定することも可能。マイクロソフト社のエクセルやガントチャートなどとも連携できる。

さらに、既存のアイログ製品とのリレーションでは、例えば小売店への配送頻度を変更したい場合、アイログ・インベントリ・アナリストで在庫への影響を把握し、トランスポーテーション・アナリスト2.0で輸送コストへの影響を分析するなど体系的な活用が可能になっている。

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