コア（東京都世田谷区）は12月16日、キヤノンITソリューションズと、製造販売の一連の過程を効率化する製造業向けPLM（プロダクト・ライフサイクル・マネジメント）ソリューション事業で提携。販売パートナー契約を締結したと発表した。
今回の契約でキヤノンITソリューションズは、コアのPLM／PDM（プロダクト・データ・マネジメント）ソフトウェア「e-OpenPDM Collaboration Suite」を今月から販売する。今回の販売契約と今後の製品ラインナップ拡充などで、コアは3年後に10億円の売上確保を目指す。
今回の契約締結は、CAD/CAM/CAE領域やALPHASEなどの生産管理ソリューション分野で、中堅・中小製造業に強いキヤノンITソリューションズとタイアップすることで、拡張性のある提案やサービス提供が可能とコアが判断したため実現したもの。コアは今後、ソリッドワークス機能のる充実、ALPHASEとの連携強化を図る。
また、最近急増している量産・受注生産混在形態の組立型中堅・中小製造業向けに、「e-OpenPDM Seiban Edition」をリリースする予定。
