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ローソンソフトウエア/米オールドキャッスル社とSCMパッケージなど契約

2008年01月24日/IT・機器

米ローソンソフトウエアは1月23日、オールドキャッスル社との間で「LawsonM3エンタープライズ・ファイナンシャル・マネジメント」(財務管理)、「マニュファクチャリング・オペレーション」(生産管理)、「サプライチェーン・マネジメント」パッケージのライセンス契約を締結したと発表した。
建築資材を供給するオールドキャッスル社は、組織全体の可視性と事業拡大へ対応する優れた拡張性を備えるために、財務、サプライチェーン、生産、流通システムの統合を支援するアプリケーションを活用する。
オールドキャッスル社はアイルランドに本社を置く建築資材国際グループ会社「CRH社」の北米拠点で、北米最大の建築資材製造企業。米国50州とカナダ4州の1700以上の地域で事業を展開し、従業員は5万人に上る。ローソンソフトウエアは、同社のアーキテクチュアル・プロダクト・グループ(APG)向けに導入され、米国、カナダの230の地域で2200人のユーザ向けにシステムを展開する。
APGの既存のシステムでは、6製品事業部門の情報が個々に分散しており統合されていなかった。従業員が事業部間でデータをやりとりするために不必要と思われる事務処理に時間を費やさなければならず、経営陣とマネージャは経営に必要不可欠な情報を即時に入手することもできなかった。また、APGの事業拡大計画や変化し続けるビジネスニーズに対応するための必要な拡張性や販売機能もなかった。
導入後は、業界に特化したローソンソフトウエアのシステムによりAPGの従業員へ同一のユーザインターフェースが提供され、財務、サプライチェーンの情報へのアクセスと情報共有が可能となる。APGの生産管理に直接機能するよう設計されており、マネージャは販売・生産統計記録をより正確に把握することができる。
また、APGは販売プロセスの主な活動の自動化のためにも、ローソンソフトウエアのシステムを使用する。見積やオーダ作成プロセスの合理化を促進することで、同社は社内外の販売チャネルを活用し、カスタマー・サービスの改善を図る。APGの一拠点での試験後、同社は全てのAPG拠点へローソンソフトウエアのソリューションを展開する計画。

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