日本通運は12月15日、博多－東京間で運航する自社内航船と、上海スーパーエクスプレスの上海－博多間の高速RORO船を組み合わせた複合一貫輸送サービス「中四国エクスプレス」のサービスを開始した。
通常4～5日かかっていた上海発岩国（広島）行と宇野（岡山）行貨物のリードタイムが最速3日に短縮されるという。
今回の新サービス開始は、顧客の多様なニーズに対応するためのもので、東京発の内航船の寄港地に宇野港、岩国港、徳山港を加えサービスポイントを拡充するとともに、小ロット貨物にも対応するため20フィート、40フィートの他、12フィートコンテナの引受けも可能となっている。
接続ポイントの博多港では、上海スーパーエクスプレス入港当日の通関、コンテナの搬出入を行い、その日のうちに内航船との接続を実施。これで上海スーパーエクスプレスと国内の内航船との積み替え時間を削減し、輸送時間を大幅に短縮できる。
