日産自動車は12月17日、新たな国内での自動車減産を発表した。2009年1月以降、約7万8000台を減産する。
最新のグローバル販売動向を踏まえ、在庫増大リスクを回避し、常にバランスのとれた製品供給体制とするためで、日々変化するグローバルレベルでの需要動向を引き続き注視し、適切な対策を講じていく。
減産は栃木、九州、追浜の組立工場、横浜、いわきのエンジン工場で実施するもので、非稼働日の設定と生産ラインのスピードダウンを行い減産を行なう。また、いわき工場はVQエンジン組み立てラインを1月以降1直化に変更する。
これに伴い、約500名の派遣社員の契約を延長せず、3月末までに契約を終了する。
