国際標準の非営利団体GS1の下部組織EPCグローバルは、SAP社のオブジェクトイベントリポジトリ (SAP OER)が、電子製品コード情報サービス(EPICS)の規格に適合したと発表した。
EPICSは流通過程の情報トラッキングに使用するもので、各種サービスや製品のライフサイクルの中で、安全で一貫したデータ交換を可能にする技術という。コンテナの情報追跡、製品の認証、販売促進管理、荷物の情報追跡、配達証明、製品保管、返品管理などで利用される。
SAP幹部は「EPICSの認証により、SAP OERはあらゆる規模の企業に対し、安全で確実な自動認証や製品の分類・整理に関する技術を提供できるようになった」としている。(翻訳)