トラステックスホールディングス(株)が11月22日に発表した9月中間期連結業績は、中間損益が34.3億円の損失、営業損益も2.2億円、経常損益4.4億円のそれぞれ赤字となった。
CLSAサンライズ・キャピタルLPの支援を受け入れて5月に中期事業計画「TRUSTEX2010」を策定。専属型軽貨物運送を柱とした物流アウトソーシング企業への回帰を図り、不採算部門の積合せ事業から撤退し、子会社の収益改善と整理統合を進めた。
子会社の整理は予定していた特別損失32.3億円に対し、繰延処理の特別損失18.7億円を含め特別損失額33.3億円で「子会社の整理をほぼ完了した」としている。
今後は軽貨物運送事業に経営資源を集中し、中期計画の達成に全力を挙げるが、オーナー・オペレーター開発については「過去の反省も踏まえオートローンによる取組は行わなず、リース契約主導の開発体制を現在に引き続き行う」としている。