旭化成エレクトロニクスは1月7日、東光(東京都大田区)の半導体事業の段階的譲受と、電源関連製品の拡大に関する業務協力で基本合意したと発表した。事業譲受は4月1日を予定している。
譲受する事業は、東光と関係会社の行っている半導体事業全般。東光は段階的譲受に当たり、半導体関連事業を吸収分割し、東光が全額出資する館山デバイス(千葉県館山市)にいったん移管。
この移管後、旭化成エレクトロニクスは館山デバイスの発行済み株式80%を東光から取得。社名を「旭化成東光パワーデバイス」に変更する。この3年後には残りの20%の株式も取得する。
新会社の製品は、東光の既存顧客との取引関係を承継するため、発足後3年間は東光の営業ネットワークで販売する。