LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日立製作所/医薬品製造工場向け製造管理システムとSAPのERPと連携

2009年01月20日/IT・機器

日立製作所は1月19日、医薬品製造工場向け製造管理システム「HITPHAMS」(ヒットファムス)において、SAPジャパンのERPとの連携を実現するソフトウェア「HITPHAMS ERP Adapter Ver1.0」を開発し、ソリューションメニューに追加し、1月20日から提供を開始する。

「HITPHAMS」は、医薬品製造業において、原薬製造プロセスから製剤プロセスまでのシステム化を実現したMESソフトウェアパッケージ。

医薬品のGMPにて要求されている製造指図管理や製造実績管理記録を中心に、高品質かつ高信頼な医薬品づくりに向けた厳格な製造管理システムを構築できるもので、これまで大規模から小規模まで100システムを超える導入実績がある。

今回、提供する「HITPHAMS ERP Adapter Ver1.0」は、ERPなどの基幹システムと製造管理システムとをつなぐ国際標準のインターフェースであるANSI/ISA95に準拠したソフトウェアで、「HITPHAMS」とSAPのERPとの連携を容易に実現できる。

このため、「HITPHAMS」で管理されている生産管理情報や製造実績といった製造現場の状況を、ERP側で把握することが可能となり、経営層の決断を生産計画情報として製造現場へ瞬時に反映するなど、より機敏な製造管理を実現することで、製造現場における生産性の向上を実現する。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース