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新和内航海運/内航海運事業がけん引し、売上高6.3%増

2009年02月01日/決算

新和内航海運が1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は139億5200万円(前年同期比6.3%増)、営業利益7億2600万円(27.3%減)、経常利益6億9800万円(29.0%減)、当期利益4億3700万円(25.5%減)の増収減益となった。

同期は、内航海運事業で主要荷主の鉄鋼メーカーの鋼材輸送量が入り徐々に減少、第2四半期に比較して11.5%減となった。また、鉄鋼向け石灰石専用船は減産の動きが徐々に現れてきたものの、第2四半期並みに稼働。しかしセメント向け石灰石は、セメント需要の低迷のため輸送量が14%減となった。一般元請貨物は、電力関連の貨物輸送が石炭火力発電所の高稼働により順調に推移した。

内航海運事業全体では、専用船はおおむね順調に稼働し、一般船は鋼材などの輸送量が減少したが効率配船に努め、損益面では見通し通りに推移した。またLPGなどトラック運送事業は、原油価格乱高下による運行コスト増、輸送量の減少で売上高が減少した。

通期の業績予測は売上高173億円(3.2%減)、営業利益3億4000万円(78.2%減)、経常利益2億9000万円(81.3%減)、当期利益2億3000万円(74.5%減)と減収減益の見通し。

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