ジャパンエナジー、大阪ガス、日商LPガス、伊藤忠商事、伊藤忠エネクスは1月30日、液化石油ガス（以下：LPG）事業の再編・統合に向け、元売・卸売機能を統合する新会社の概要を決めた。
ジャパンエナジーと日商LPガスのLPG元売事業と伊藤忠エネクスのローリー卸売事業を新会社に統合し、各社のLPG海外調達業務を伊藤忠に一元化する。
国内のLPG業界は、LPG輸入価格の高騰や他のエネルギーとの競争激化による需要の伸び悩みで厳しい経営環境下にあり、5社は、海外調達から小売までのLPG事業全体を視野に入れ、連携策を検討していたもので、第一ステップとして、LPGの調達から卸売までの事業領域を統合・一元化する。
統合新会社の概要
社名：（株）ジャパンガスエナジー（JGE）
本社：東京都港区
代表取締役社長：和泉潤一（現JエナジーLPガス部長）
資本金：35億円
設立時期：2009年4月1日
株主構成：Jエナジー51％、日商29％、エネクス20％）
事業内容：LPGの輸入、販売（元売・卸売）
売上高：1,600億円程度（年間）
輸入数量：150万トン（年間）
販売数量：225万トン（年間）
支店・営業所：4支店・3営業所体制
