新日本石油とジャパンエナジー(以下:Jエナジー)は5月28日、原油処理能力削減を発表した。
5月31日付で新日本石油精製(新日石の100%出資子会社)大分製油所と、鹿島石油(Jエナジーの70.7%出資子会社)鹿島製油所の、6月30日付で新日本石油精製水島製油所の原油処理能力削減を行う。
新日石とJエナジーの合併によって7月1日に発足するJX日鉱日石エネルギーは2011年3月末までに日量40万バーレルを削減する計画で、その一環として日量15.5万バーレルの削減を実行する。
さらに、2014年3月末をめどに日量20万バーレルを追加削減することにより、内需減退に先んじた国内トップの競争力を有する製油所体制を構築していく考えだ。