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バンテック/第3四半期、営業利益39.4%減

2009年02月09日/決算

バンテック・グループ・ホールディングスが2月6日発表した2009年3月期第3四半期連結業績(累計)によると、売上高は1162億8400万円(前年同期比3.4%減)、営業利益31億700万円(39.4%減)、経常利益35億1500万円(34.9%減)、当期利益20億5000万円(39.3%減)の減収減益となった。

国内物流事業では自動車業界の急激な減産などが影響し、国際物流事業では日本発着貨物が低迷した。販売管理費の圧縮などを図ったが、国内物流事業での固定費負担増によって営業利益は減少した。当期利益39.3%減は、固定資産売却益などの計上があった前年同期比の反動。

事業別にみると、主力の国内物流事業では、既存主要顧客の自動車生産台数と輸出船積み台数の減少によって運送部門を中心に影響を受け、売上高は693億2700万円(1.4%減)、営業利益は17億7400万円(35.8%減)。自動車部品物流に関する固定費負担増によって減益となった。

国際物流事業については、英国やマレーシアなどでの自動車部品をはじめとして堅調に動いたもののあったが、日本発着航空貨物の下半期での減少や米国事業不振が影響。売上高は423億6500万円(6.9%減)、営業利益は13億2100万円(39.9%減)となった。

通期の連結業績予想に修正はなく、売上高1430億円、営業利益25億円、経常利益29億円、当期利益16億円を見込んでいる。

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