ヤマトホールディングスは2月12日、グループ会社のヤマトフィナンシャルが23日から、宅急便クレコトとクロネコメール便コレクト「コンビニ・郵便局払い／パソコン・携帯払い」で電子マネー払い「モバイルSuica」決済を開始すると発表した。
販売者は送り状発行ソフトB2か払込票発行サービスを使ってQRコード付きの払込票を発行し、購入者に送付。購入者は払込票のQRコードを携帯電話で読み込むことによって、電子マネーでの代金支払いが可能となる。
購入者の利便性としては、「Edy」か「モバイルSuica」の電子マネーで代金支払いが可能となる。また、都合の良い時間・場所で簡単に支払うことができる。販売者のメリットとしては、2つの電子マネー決済が手間なく簡単に導入可能なうえ、豊富な支払い窓口を用意することで代金回収率向上が期待できる。代金回収状況は専用のウエブ上の管理画面で確認ができる。さらに、締め日より最短5日で代金を精算する。
サービス提供料金（税別）は、「お気軽プラン」と「お得プラン」の2つで構成。「お気軽プラン」の月額手数料はゼロで、1件当たりの手数料は2999円以下が150円。3000円～2万円が決済金額あたり5.0％。「お得プラン」の月額手数料は1万円。一件当たりの手数料は2999円以下が120円で、3000円～2万円が決済金額あたり4.0％。
ヤマトフィナンシャルは、モバイル通販市場の拡大を見込んで、今後も電子マネーをはじめとするモバイル決済サービスを強化する予定だ。
