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ダイフク/物流システム事業は1709億円、営業利益173億円

2009年02月13日/決算

ダイフクが2月12日に発表した2009年3月期第3四半期の業績で、物流システム部門の受注高は1709億1200万円(前年同期比4.9%増)、売上高は1691億4400万円(16.7%増)、営業利益は172億9800万円(10.2%減)となった。

受注面では、製造業や流通業界向けの保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム事業は、IT・流通・医薬卸業界向けなどの大型案件がおおむね堅調だったものの、中小型案件や機器商品は景況悪化の影響を受けた。

自動車業界向けは、11月以降に設備投資計画の延期が相次ぎ、生産ラインの搬送システム事業を中心に受注が大きく減少した。

国内およびアジア地域におけるエレクトロニクス業界向けクリーンルーム内の搬送・保管システム事業も、新規設備投資が延期や見直しとなる状況。

一方、北米を中心とするウェブ社事業は、空港手荷物搬送システムの受注拡大、および無人搬送車(AGV)の引き合い増加が今後期待を持てる状況になっている。

売上面は、各事業とも豊富な受注残高をベースに堅調に推移し、利益面では、サービス事業が順調に進捗したものの、第3四半期の受注減少による工場稼働率の低下などにより、利益率が低下した。

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