LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

セイノーHD/燃料費高騰で輸送事業に2億9700万円の営業損失

2009年02月16日/決算

セイノーホールディングスが2月13日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は3332億8200万円(前年同期比1.3%減)、営業利益23億6800万円(69.6%減)、経常利益72億4500万円(42.6%減)、当期利益39億2800万円(39.6%減)の大幅減益となった。

事業別の概況は、輸送事業で事業拡大を図るため東京本社や名古屋などに設置するロジスティクス事業部の体制を強化し、提案型営業を実践するための人材教育にも注力した。

都内ではカンガルービジネスセンターを新宿、渋谷などに開設し、配送時間の精度向上などを図った。しかし、荷動きの不振で売上高は2451億6800万円、営業利益は燃料費高騰などの影響で2億9700万円の損失となった。

通期の業績予測は、貨物量や自動車販売台数の減少を予測し、業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高4365億円(11月時点の予測値より3.2%減)、営業利益20億円(56.5%減)、経常利益84億円(20.0%減)、当期利益30億円(40.0%減)と減収減益に転じる見込み。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース