日本郵船は2月23日、所属する定期コンテナ船共同運航組織「グランドアライアンス」がアジア―欧州を結ぶEU3サービスの東航ルートをスエズ運河経由から喜望峰経由に切り替えると発表した。
この航路変更で東航のアジア各港まで航海日数が延びるため、1隻を追加し8000TEU型船10隻で運航するが、寄港地と寄港曜日に変更はない。現段階では西航のルート変更の予定はないとしているが、グランドアライアンスは各種の合理化策を実施しており、今後も状況に応じて他サービスでも喜望峰回りに航路を変更する可能性があるという。