コカ・コーラウエストは2月25日、100％子会社のコカ・コーラウエストプロダクツ（の明石工場新生産ラインの6月上旬稼動開始に伴い、滋賀工場の稼動休止を決めた。
堂社の生産拠点は、コカ・コーラウエストプロダクツで滋賀、京都、明石、本郷、鳥栖、基山の6カ所の工場を有しているが、需要が増加する小型PET製品への供給増加策と関西市場向けの生産拠点を強化するため、明石工場へ炭酸・非炭酸用小型PETボトルの新生産ラインを建設している。
新生産ラインは、小型PETボトルラインでは国内最速レベルの生産能力（900万ケース／年）で、6月上旬の稼動開始する。
一方、滋賀工場は、炭酸・非炭酸小型PETボトル専用の生産ラインを有しているが、生産能力が低く、老朽化が激しくなっているため、5月31日に滋賀工場の稼動を休止する。
なお、滋賀工場と同一敷地内にある営業支店、物流倉庫は継続して稼働する。
滋賀工場の概要（2009年2月25日現在）
住所：滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1343
敷地面積60,331㎡
建築面積19,410㎡
生産ライン炭酸・非炭酸飲料小型PETボトルライン（年間生産能力：270万ケース）
従業員数52名
