コカ・コーラウエストが8月3日に発表した2010年12月期第2四半期決算資料によると、在庫圧縮による輸送費削減などのSCM(サプライチェーンマネジメント)関連費用の低減等により、営業黒字に転換した。
前期に13億4600万円の赤字に陥っていた営業損益は26億2700万円改善し、12億8000万円の営業利益を計上した。
売上高は4.5%減少し、1691億8200万円だった。
ことし1月1日付で、同社グループにおいてエリア別に販売・物流を担当していた西日本ビバレッジ、コカ・コーラウエストジャパンセールス、関西ビバレッジサービスの3社を事業別に再編し、ウエストベンディング、西日本ビバレッジ、コカ・コーラウエストリテールサービスの3社に再編した。営業・販売機能の強化と間接コストの削減を推進している。