栗林商船は3月3日、昨年10月31日に発表した2009年3月期の業績予想を修正した。修正後の予測値は売上高530億円、営業利益17億円、経常利益15億円に修正はないが、当期利益は4億5000万円(当初予測より25.0%減)に下方修正した。
下方修正は所有する投資有価証券で評価損発生の可能性があり、一部金融機関株式を売却し、投資有価証券売却損を1億2000万円を計上するため実施した。また子会社の栗林物流システムが内航船の建造で、運用規則等の同族会社などの取扱いにより、栗林商船所有の免除対象船舶を相互使用することになったことで特別損失が1億4000万円発生した。