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古河電工、昭和電線/汎用電線事業の販売部門統合、販売・物流拠点も整理統合

2009年03月25日/SCM・経営

古河電気工業と昭和電線ホールディングスは3月24日、建設・電販市場向け汎用電線事業の販売部門を統合し、新会社設立に合意したと発表した。

統合事業母体は、古河電工の100%子会社である古河エレコムと昭和HDの100%子会社昭和電線ケーブルシステムの建設・電販市場向け汎用電線・電線周辺機材の営業部門となる。現在、公正取引委員会に事前相談を申請している。

国内の銅電線産業振興の停滞や建設関連事業のより一層の低迷が予想されているなか、古河電工と昭和HDはそれぞれにグループ内の事業改善・改革に取り組んできたが、単独での収益改善は困難な見通しにあるとの認識で一致。販売会社の事業統合に合意した。今後は、両社共同の新販売会社で、販売・物流拠点の整理統合・効率化を進めるとともに、生産・在庫の一括集中管理を実施、デリバリーや在庫品ぞろえの充実を図る考えだ。

事業統合の範囲としては、主要品種(IV・CV(6.6kV以下)・CVV・VVF・VVRとこれらの環境配慮型電線)のブランド統合をはじめ、古河エレコムおよび昭和CSが取り扱う汎用電線・電線周辺機材の販売事業の統合を網羅する。

製造会社各社は、従来通りに独立法人の形態を継続する。

新会社の概要
商号:(仮称)古河昭和ケーブル
略称:(仮称)SFCC (Showa Furukawa Cable Co., Ltd.)
ブランド名:(仮称)SWCC・FURUKAWA
資本金:未定
出資比率:古河電工55%、昭和HD45%
本社所在:未定
営業開始:(目標)2010年4月1日

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