文化シヤッターと不二サッシは3月30日、文化シヤッターによる不二サッシの第2種優先株式150万株の取得に加え、全面的な業務提携の実施で基本合意したと発表した。
2009年度から、文化シヤッターは第二次中期経営計画を念頭に、「事業領域の拡大」をテーマとして取り組んでいる。不二サッシも中期経営４ヵ年計画の重要課題である「安定的な収益基盤」、「強固な財務体質」を図る最終年度を迎える。
今回の業務提携を機に、両社はスチールやアルミの素材バリエーションや固有の技術を活用し合い、総合建材グループとして協業関係を構築し、得意分野の商材を相互提供。営業基盤の拡充と、生産や物流などのコストダウンを実現する。
資本面での強固な関係を構築するため、文化シヤッターは、りそな銀行が保有する不二サッシの第2種優先株式15万株を譲り受けること決めた。資本・業務提携に関する基本合意書を、2社の間で同日締結した。
