三菱樹脂の子会社、MKVプラテック、丸井加工、アグリドリームは4月2日、農業資材事業の収益基盤の強化を図るため、ことし7月1日付で事業統合することで基本合意した。
統合により、3社で異なる最盛期/不需要期の活用、営業拠点集約と重複営業の回避による営業活動等の効率化とともに販売網、情報力と製品開発力における各社の強みを生かした事業基盤の強化と新商品の積極展開が規定できる。
さらに、重複する物流と管理業務の削減によるコスト削減の効果を挙げている。
統合新社は、各社の知見を集約し、農業用ビニルフィルム、農業用ポリオレフィン系フィルム、農業用ポリエチレンフィルムの全てを製造・販売する唯一のメーカーとして戦略的な事業運営を加速させる。
統合新社(2009年7月1日発足予定)の概要
社名:未定
住所:東京都中央区日本橋本石町1-2-2三菱樹脂ビル
代表者:荻原勝年
資本金:未定
主要株主:三菱樹脂
従業員数:約200名
売上高:約160億円(2009年度)
主要事業:農業用フィルムの製造・販売、灌水資材・ベタがけ資材等農業資材・施設資材の販売営業拠点:東京、大阪、北海道、九州、名古屋、東北