三菱ケミカルホールディングスの主要事業会社、三菱化学と三菱樹脂は、グループシナジー強化のため、包装資材の購買機能を委託しているグループ会社を年10月1日付で統合すると発表した。
三菱化学は、化学品向けの包装資材や各種プラント設備材料などの購買機能をグループ会社の協和ビジネスに、三菱樹脂はフィルムや成形品等の包装資材の購買機能をダイヤ包材に、それぞれ委託している。
これまで、三菱化学と三菱樹脂は、原材料などの購買について共同購入を行う連携を進めてきたが、協和ビジネスとダイヤ包材を統合することで、包装資材の購買についても両社のコスト削減を進める。
統合新社の概要
社名:ダイヤ資材(株)
本社所在地:東京都港区
資本金:11億3400万円
発足:2010年10月1日(予定)
社長:松下聡(現協和ビジネス常務取締役)
従業員数:約160名
出資比率:三菱樹脂49.0%、三菱化学46.0%、三菱化学エンジニアリング5.0%
主な事業:包装資材、設備・工事用資材の購入と販売