丸全昭和運輸は4月1日、2009年度の事業計画を策定した。従来は3か年の経営計画を策定してきていたが、事業環境が不安定なため今回は単年度の事業計画としたもの。
計画では、2010年3月期の売上高目標を950億円、経常利益を32億円に設定。単体売上高は750億円、単体経常利益は25億円を目指す。重点施策として、事業再構築によるコスト構造改革、同業他社などとの提携強化による経済性の向上、不採算事業の収益改善、グローバル物流事業の機能強化などを掲げている。
さらに、「売上の拡大」として、新規荷主・新規業務のの獲得、3PL事業のMLPサービスの拡販、スポット大型案件の獲得なども並行して進める。安全面の目標では、車両・労災などあらゆる事故の撲滅、環境方針に沿った環境保全活動の推進などを目標としている。