スミダコーポレーションは4月17日、コンコルド電子工業の発行済み全株式を取得し、子会社化することで同社と基本合意したと発表した。
コンコルドは家電、産業機器、医療機器向け高周波トランスやリアクトルなどを中心とした各種コイルの開発・製造・販売を行っている。同社が持つ技術力・生産力・販売力を統合することで、相乗効果が期待できると判断した。
コンコルドの売上高の約30%は医療機器向け製品であり、スミダグループが、医療機器向け市場参入への足がかりを得ることができる。両社の顧客は重複が少なく、一層の販路拡大が見込める。