三菱重工業、日本郵船、三井物産の3社は4月27日、ロシアの多角化企業United Industrial Corporation(ロシア連邦モスクワ市、OPK)と、OPKの傘下造船所での大型LNG船建造に向けた事業化調査(フィージビリティ・スタディ、FS)を行う関連合意書に調印したと発表した。
3社はFSを通じ、大型LNG船建造に向けたOPKの傘下造船所の近代化を検討し、同造船所と連携してロシア向け新規LNGプロジェクトへの参画を目指す。また、今後のロシアの資源・エネルギー分野での開発を睨み、造船、船舶保有・運航の観点から、同分野を重点分野の一つとして位置付けている。
3社は今回の造船所近代化支援を契機に、ロシア資源・エネルギー関連分野への積極的な参画を目指す。