フェデックス コーポレーションは4月28日、同社初となる「グローバル・シチズンシップ・レポート」を発行した。
レポートでは、フェデックスのリソースや専門性が、ビジネスを展開するアジア太平洋地域を含む世界各国の地域社会にどのように貢献しているかを詳しくまとめている。また、地域社会や従業員、環境に対するフェデックスのCSR活動やこれまでの成果を再考するとともに、2020年までに自社運航機からの二酸化炭素排出量を2割削減、自社集配車両の燃料効率を2割改善するという目標も掲げている。
レポートの発行に併せて、「フェデックス・シチズンシップ・ブログ」をオープン(英語版のみ)した。ブログでは、創業以来36年にわたって果たしてきた企業市民としての責任についてフェデック
スの経営陣やチームメンバーが語るなど、これまであまり表に出てこなかった裏話を明らかにしているほか、株主とフェデックスの間で意見交換ができる仕組みとなっている。
グローバル・シチズンシップ・レポートとフェデックス・シチズンシップ・ブログでは、「経済性とアクセス」、「環境と効率」、「地域社会と災害援助」、「人材と職場」、「ガバナンス」の5つの分野での2008年度の主な成果と2009年度の目標を記している。
日本語版「グローバル・シチズンシップ・レポート」の概要は下記URLを参照。
http://fedex.com/jp/about/local/servicenews/gc_report.html