DHLは現地時間の4月29日、キャセイパシフィック航空との合弁会社のエアホンコンが運航している基幹路線、シンガポール－香港線に、ボーイング747-400F型機を追加導入したと発表した。
最大貨物積載量45トンのエアバスA300-600F型機に代わるもので、747-400Fの最大貨物積載量は110トン。これが週6便運航することで、シンガポール－香港線の貨物積載能力が倍増するとしている。
今回の747-400F型機の追加導入は、香港と名古屋、台北、ソウル、シンガポール間の貨物積載量の増大に続くもの。20機以上の貨物専用機が30か所に就航している同社のアジアエアネットワークを強化するためで、アジア地域でハブやゲートウェイに行ってきた投資の締めくくりとなる。
