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ワールド・ロジ/第3四半期、クライアントからの受託減少で営業損失5億2100万円

2009年05月01日/決算

ワールド・ロジが5月1日に発表した2009年6月期第3四半期決算によると、同期は売上高139億7500万円(前年同期比47.6%減)、営業損失5億2100万円(前期は3億3900万円の営業利益)、経常損失7億3700万円(1億6500万円の経常利益)、当期損失10億2700万円(1億7100万円の当期利益)となった。

事業別の概況は、3PL事業で既存クライアントの業務縮小、在庫・生産調整、減産が行われたが、大阪フルフィルメントセンターの稼動や経営資源の集中で売上高は52億5100万円となった。

人材アウトソーシング事業は一般派遣業界の需要激減が影響し、売上高は10億9400万円。
コンサルティング事業は、通販支援事業による通販サイトの立上げとその後の運用保守の継続により、売上高は2億7900万円となった。

納品代行事業は第3四半期で納品代行事業を主な事業とする関係会社ワールドサプライの株式を売却したため、納品代行事業から撤退。売上高は47億1800万円だった。

リサイクル事業は容器包装リサイクル事業での処理と物流パレット製造が順調に稼動し、売上高は11億6000万円となった。

通期はクライアントの業務縮小、在庫・生産調整、ワールドサプライの株式売却、物流センターの閉鎖に伴う損失額6500万円の発生などで業績を下方修正した。修正後の予測値は売上高163億円(38.9%減)、営業損失5億6000万円、経常損失8億5000万円、当期損失33億円の見通し。

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