日本通運は5月11日、1日から定期海上混載サービスの荷受地の一つとして千葉コンテナ・フレート・ステーション(CFS、千葉県千葉市中央区中央港)を新設、千葉CFS発の全世界向け混載サービスを開始したと発表した。
今回の新設は、主に千葉県北東部・南部、茨城県南部など関東東部発貨物の利便性向上のため。この措置で千葉CFSで荷受、東京までの転送、自社仕立コンテナのバンニングなどを行い、東京・横浜港出港船で船積みした後世界各国へ輸送する。千葉-東京間の集約輸送により、関東東部の顧客の日本国内での輸送費が削減でき、CO2排出量削減にも貢献するという。
また、国内主要港を中心に小口貨物にも対応した国際複合一貫輸送(アローインターナショナル)サービスも、千葉CFSをラインナップに追加してネットワークをさらに拡充する。