LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

富士通システムソリューションズ/運輸・倉庫業向け物流統合ソリューション提供開始

2009年05月13日/IT・機器

富士通システムソリューションズは5月13日、「WebSERVE/物流統合ソリューション(IT点呼)」の提供を開始したと発表した。

国土交通省から施行されている「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の一部改正に基づき、安心・安全を強力に支援するソリューション。コンプライアンス向上と運行管理者の負荷軽減を実現する。また、設計・生産業務プロセスの改善、受注~出荷までのリードタイム短縮、製造コストの見える化、コスト削減などの経営・現場の課題を解決する。

万が一の重大事故による損失は、直接的な損益への影響だけでなく、企業イメージの低下による機会喪失も生じる。運輸・倉庫業に精通した専任SEのノウハウと経験を基に、効率的で高精度な点呼業務をサポートするため、IT点呼システムを提供。ソリューション通じて、顧客の安全管理向上、重大事故の防止、企業イメージの向上を実現する。

導入のメリットとしては、IT機器を用いた点呼業務を行うことで、点呼漏れを防ぎ、コンプライアンス(法令順守)を向上。ドライバーの健康状態を確実に把握することで、重大事故を防止し、「安心・安全」を実現する。

点呼結果情報をデータ管理することで、ドライバー別、事業所別、車輌別など、安全管理情報の統計を容易にし、適切な指示・指導の実施を可能にする。営業所(IT点呼実施営業所)が複数の営業所(被IT点呼実施事業所)の点呼業務を受け持つことで、閑散時間帯での運行管理者の負荷軽減、人件費削減を実現する。

同ソリューションは、WEBカメラ、アルコールチェッカーなどの機器を使用し、ドライバーの検査結果記録を運行管理者側で一括管理することが可能。収集したデータをシステム内で一元管理することにより、過去の履歴をいつでも検索、参照することが可能。運行前後の実施が義務付けられている対面点呼を、WEBカメラを用いた遠隔対面点呼に代替することができる。

深夜や早朝等の閑散時間での点呼を遠隔化することにより、運行管理者の負荷を軽減するとともに、運用コストを削減することができる。基幹システムから配送予定情報を取得して点呼時に参照することにより、ドライバーごとに運行経路や時間などを考慮したきめ細かい指導を行うことができる。点呼結果を基幹システムに反映して、運行日報との紐付けを行うことも可能だ。

今後3年間で480セットの販売を目指す。

問い合わせ
富士通システムソリューションズ
ソリューション営業本部
第二ソリューション営業部
TEL03-5908-1307(直通)

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース