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富士通システムソリューションズ/石油・化学卸ソリューションを開発

2009年07月02日/IT・機器

富士通システムソリューションズ(東京都文京区)は7月1日、石油卸業と化学卸業向けの販売統合ソリューション「WebSERVE smart 石油・化学卸ソリューション」を開発、発売したと発表した。

石油卸業の顧客と化学卸業の顧客の受発注、売掛・買掛、在庫の業務が対象で、債権債務管理機能と連携し、週次の原価変動に対応した収益管理が可能となっている。

WebSERVE smart 石油・化学卸ソリューションは、受発注~売上・仕入~在庫管理~債権管理・債務管理までのトータルな販売管理機能を装備し石油卸業、化学卸業の顧客に共通する商習慣の業務をサポートする。

特に受注と発注の単位が異なっても自動的に換算する「単位変換」、取引終了後に決定した単価に合わせて過去の取引データを一括して修正する「単価遡及」、軽油税申告のデータを自動作成する機能などを標準装備した。

また独自のWebSERVE smart共通基盤の採用で、同一利用者が販売業務に続いて債権債務業務、会計業務の画面に向かっても違和感なく、メニュー、画面を同一操作感で利用できるという。さらにSOA基盤により、WebSERVE smart債権・債務管理ソリューションと連携しているため、全社システムとしての適用や将来的に無理のない段階導入が可能。高品質・高生産性ツール「QuiQpro-.NET」の完全適用で、導入先企業の成長に合わせた機能の拡張が可能となっている。

このほか受注時点からのオーダー登録により、柔軟なオーダー変更の対応が可能。容量(l)や重量(㎏)、数量(缶・ドラム)など、複数の数量単位が設定可能で、受発注データ、売上仕入データをCSV取り込みし、入力作業の軽減が可能。BIツールと連携した収益管理の可視化にも対応している。

価格は300万円からで、簡易導入の場合6か月で導入できる。富士通システムソリューションズは今後3年間で50セットの販売を目指す。

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