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京極運輸商事/貨物自動車運送事業の不振で売上高8.8%減

2009年05月15日/決算

京極運輸商事が5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は95億7900万円(前年同期比8.8%減)、営業損失1億400万円(前期は4900万円の営業利益)、経常損失9700万円(5000万円の経常利益)、当期損失1億700万円(4600万円の当期利益)となった。

主な事業の概況は貨物自動車運送事業が上期の原油価格の高騰によるコストアップ、下期以降の得意先の販売量減で売上高は44億2500万円(11.2%減)、営業利益は2500万円(82.9%減)となった。

構内作業・機械荷役事業は、安全第一・無事故無災害を基本に作業品質の維持・提供とトータルでの作業効率向上を目指し、売上高は5500万円(0.2%減)、営業利益は2500万円(27.1%増)と増収増益となった。

港湾運送と通関事業は、東南アジア向けの電子材料とその関連製品の輸出減や、急激な円高により、下期以降輸出の取扱量が減少し売上高は7億200万円(19.3%減)、営業利益は600万円(88.5%減)となった。

倉庫事業は浜川崎倉庫の輸出印画紙、扇町倉庫の危険品取扱量の増加はあったものの、合成樹脂、紙加工剤、有機大豆などの保管量減少で、売上高は4億7300万円(4.4%減)、営業利益は7100万円(11.5%減)となった。

来期は売上高72億5000万円(24.3%減)、営業利益5000万円、経常利益4000万円、当期利益3500万円の見通し。

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