富士通は5月21日、ことし7月1日を効力発生日として、ハードディスクドライブ事業(HDD事業)を、会社分割(簡易吸収分割)により100%子会社である東芝ストレージデバイスに承継すると発表した。
富士通は、7月1日をめどに、東芝ストレージデバイス株式のうち80.1%を東芝に売却、2010年12月末までに残りの19.9%の株式を東芝に売却する。東芝ストレージデバイスは、東芝の100%子会社となる予定。
東芝と富士通は、ことしの4月にHDD事業の譲渡に関する最終契約を締結した。今回の会社分割はその一環として実施する。