三井造船は5月21日、カンボジアのシハヌークヴィル港公社向けに、岸壁用コンテナクレーン「ポーテーナ」2基、ヤード用コンテナクレーン「トランステーナ」5基、にコンテナターミナルマネジメントシステム(CTMS)1式を納入したと発表した。
今回の納入は、需要予測を上回ってコンテナ貨物取扱量が増加傾向にあること、港湾施設の老朽化が進みコンテナ貨物の効率的な処理に支障をきたしている状況が続いたことなどのため。納入した岸壁用コンテナクレーンは、カンボジア初の岸壁用コンテナクレーンとなり、導入で大幅な荷役効率の改善が期待されている。
コンテナヤードには、ヤード用コンテナクレーンが5基加わり、同時に納入されたコンテナターミナルマネジメントシステムとともに同港のコンテナ荷役の効率化が期待されている。