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横浜市港湾局/今年度の重点項目を発表、インフラ充実化に注力

2009年05月26日/未分類

横浜市港湾局は5月26日、今年度に重点的に取組む項目をまとめた2009年度運営方針を発表した。

そのなかでコンテナ船の大型化、取扱貨物量の増加に対応できる高規格コンテナターミナルの整備、ふ頭用地・施設の有効活用など「国際競争力の強化」を課題として掲げた。

横浜港は他のアジア諸国の港湾と比較して相対的にその地位が下落しているとして、まず南本牧ふ頭高規格コンテナターミナル整備を推進する。これはMC-1ターミナルガントリークレーンの1基増設(9月供用開始予定)、MC-3ターミナルの整備(岸壁整備は2010年3月まで、2012年供用開始予定)を行う。このほかD突堤地区岸壁改良(12月に2工区供用開始)、D-4ターミナルの再整備なども平行して推進する。

さらに、国道357号本牧側出口の増設、海上輸送拡大に向けた施策検討・海上コンテナの鉄道輸送実証実験の実施も2010年3月までに行う。12月までには京浜港共同ビジョンを策定し、国際競争力強化に向けた道筋を付ける予定。

このほか2010年3月までには、横浜港利用促進に向けたインセンティブの実施、大黒ふ頭を「臨海部物流拠点の形成を図る区域」と位置付けてのコンテナ物流の高度化に向けた事業者の取組の支援(国土交通省と共同実施)を実施する。

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