昭和シェル石油は5月26日、従来月次で改定していた石油製品の卸売価格を、7月1日出荷分より週単位で提示価格を改定する方法に変更すると発表した。
これまでは前月の原油価格と為替レートの変動、仕入製品の価格の変動などに基づき月次で改定していたが、国内の製品マーケット価格も製品ごとの需給状況などにより大きく変動するため週単位に変更する。
この変更で、製品マーケットの価格動向をより迅速に卸価格に反映させ、取引先、消費者により透明性の高い価格を提示していきたいとしている。
改定方法は東京工業品取引所などの石油製品先物価格や、大手調査会社の製品別卸価格情報等を勘案し、毎週木曜日にサービスステーション向けガソリン、灯油、軽油の油種ごとの前週との変動幅と全国平均を公表する。1回目の公表日は7月2日。