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NEC/セイコーエプソンに技術情報管理システム納入

2009年05月27日/IT・機器

日本電気は5月26日、セイコーエプソンに協力し、中・小液晶ディスプレイ事業を行うエプソンイメージングデバイスの中国の生産拠点、蘇州愛普生有限公司に技術情報管理システムを納入したと発表した。

同システムは3月から稼動しており、エプソンの日中の拠点で運用中という。

このシステムは、設計拠点である日本と生産拠点である中国間で、図面や加工規格書など技術文書を一元管理するもの。日中両国の設計・技術者約200名が利用している。

システムは、技術情報共有基盤としてNECのPLMソリューション「Obbligato 2」を活用し、機密情報の厳重管理とシステム利用者の利便性を両立させた。また構築期間は約2か月で済んだという。

新システムは、USBメモリなどの外部メディアへのコピーやメール添付、画面キャプチャを抑止し、ユーザー、対象データごとにきめ細かいアクセス権限を設定したり、利用ログを管理するなど厳重なセキュリティ環境を実現する。文書印刷時には印刷者・印刷時刻を強制印字するなど、情報漏洩を未然に防ぐ仕様となっている。

さらに従来、日中間の技術情報の伝達は紙・メール・FAXで個別管理されていたが、新システムではObbligato 2が技術情報が一元管理するため、製品技術情報の入手と変更が設計・技術・製造現場へスムーズに伝達され、組織間での情報不整合の抑止が図られている。

PLMソリューションのデータモデルや各種パラメータがテンプ

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