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住友大阪セメント/リン酸リチウム材料、2010年度中に年産1000トン量産

2009年05月28日/物流施設

住友大阪セメントは5月27日、次世代の中・大型リチウムイオン電池の正極材とみなされている「リン酸鉄リチウム」の開発に成功したと発表した。2010年度中の年産1000トンレベルの量産プラント立ち上げを目指し、リン酸鉄リチウム材料の事業化を推進する。

すでに船橋事業所(千葉県船橋市)で年産150トンの能力を持つパイロットプラントを建設し、2007年12月に稼動、サンプルワークを開始している。ハイブリッド自動車、電気自動車、太陽光発電の蓄電などの定置型用途での採用を目指しており、国内外の有力顧客から採用に向けた評価を得ているという。

二次電池市場で、中・大型リチウムイオン電池普及の機運が急激に高まっている。リン酸リチウムの採用は2010年以降に本格化すると同社は見ている。

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